東京の中古区分マンションに投資するなら見つけておきたい相談先、その作り方や注意点を紹介
東京の中古区分マンションに投資するなら見つけておきたい相談先、その作り方や注意点を紹介
初期投資の少なさ、東京という賃貸需要が高く、かつ中古の物件であるため立地も良いなどリスクの小さい不動産投資と言われる東京の中古区分マンション投資ですが、長い期間一人で運用を行っていくと思うと不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、東京の中古区分マンションに投資を始める前と投資開始後に渡って頼れる相談相手や、その見分け方、トラブルに遭った際の相談先などを紹介し、東京の中古区分マンション投資への不安を解決していくヒントをお教えします。
東京の中古区分マンション投資での代表的な相談先一覧
まずは、東京の中古区分マンション投資で代表的な相談先を紹介していきます。
不動産投資会社
中古区分マンション投資で一番身近な相談先として、不動産投資会社が挙げられます。
不動産投資会社は物件の内覧や契約、収支計算など不動産投資を行う上で欠かせない存在です。
不動産投資に関するプロがいるので、確実に情報を得られることや、物件も紹介してもらえるので、中古区分マンション投資で相談相手が分からない方にはおすすめの相談先です。
セミナー
東京の不動産投資事情や、中古区分マンション投資に関するセミナーに参加して、その後の個別相談に参加することも代表的な相談先といえます。
開催元の不動産会社の物件などを紹介されることもありますが、セミナーで知識を深めつつ、疑問に思ったことなどをその場で解決することができるので、知識を一気に深めることができるのがメリットです。
投資家コミュニティ
中古区分マンションや東京の区分マンションを運用しているオーナーさんたちのコミュニティも相談先としては有効です。
既に投資を始めている方たちなので、中古区分マンションや東京の不動産投資事情を理解したうえで相談しなければ、話についていくことはできませんが、一気に複数人以上の相談先ができるので、投資開始後も非常に頼もしい相談先となる可能性があります。
先輩投資家
東京の中古区分マンションに投資をする際に、先輩の不動産投資家、投資経験者に相談することも有効な手です。
これは、セミナーや投資家コミュニティで出会った気の合う投資家の方と個別に情報共有することで、実際に東京の中古区分マンションのローンや、融資先の決定方法、不動産会社との付き合い方、東京での物件の見つけ方などよりリアルな意見を聞くことができます。
年齢や、経済状況が違うことで一概にアドバイスや意見を取り入れることはできませんが、一から十まで投資を経験した人の話は投資のメリットばかりではなく、デメリットや裏事情も知ることができるので、情報交換をしながら関係を構築してみると良いでしょう。
東京の中古区分マンション投資で相談をするメリット
東京の中古区分マンションに投資する際に相談先があることでどのようなメリットがあるのか紹介していきます。
リスク回避
東京の中古区分マンションではリスク回避が極めて重要です。
空室リスクや修繕リスクなどさまざまなリスクと向き合うことになりますが、頼れる相談先を持つことで、一つ一つのリスクに対して具体的な策を練ることや提案がされることで、リスク回避できる可能性が高くなるのです。
独学でリスク回避の方法を学ぶことも必要ですが、経験者やプロに相談することで、より早くリスクの解決や、気付かなかったリスクを回避できるようになります。
運用計画の立てやすさ
自分でいくら投資の計画をしていても、修繕費用への対処、管理費の値上げなど、外的要因で思い通りに運用ができない場合も多くありますが、経験豊富な相談相手がいることで、無理のないように投資の計画を策定し直すことや、修繕費用を抑えることができるなどのメリットを受けることができます。
相談先と関係性を深めると条件の物件を買える可能性がある
中古区分マンションで利用者数の多い駅周辺や幹線道路に近い物件は購入希望者や、管理会社の取り合いも激しく、特に不動産投資初心者が購入することはかなり難しいのが現状です。
しかし、相談先との強い繋がりや、個人投資家同士のやりとりが多い場合、かなり立地や条件の良い物件でも購入できる可能性が高まります。
これは独学で不動産投資を行うと、なかなか起こり得ないことですので、投資に関する相談や情報交換など、一方的に情報を受け取るだけでなく、皆さん側からも情報を開示していくことで得られるものがあるので、勉強を深めて、最新の中古区分マンションの動向をチェックしておきましょう。
また、さまざまな相談先を持っておくことでさまざまな意見やデータを得られることもあるので、口車に乗らない程度に関係を構築しておきましょう。
不動産投資の「人脈」の重要性についてはこちらの記事もご覧ください。
相談先に適した相手を見分けるポイント
東京で中古区分マンション投資をすることや運用し続けていくことを見据えた上で、相談先として信頼のおける相手を見分けるポイントについて紹介していきます。
実績がある不動産会社かどうか
まずは、中古マンションを中心に扱う不動産会社であれば、「登録件数や成約件数」など実績を確認します。
株式上場の有無も、実績の判断材料として有効です。
また、宅地建物取引業免許証の更新回数についても確認しておきましょう。
また気になる不動産会社があれば、口コミなどを検索、実際に利用した方の声を確認してみてください。
希望や状況にあったプランを提案してくれる相談相手を選ぶ
投資家の目的や希望を反映せず、一方的にプランを練る場合は相談相手として適切とは言えません。
不動産投資会社などにプランを提案してもらう際には、自分の意見を優先しながら考えてくれるような会社を選べると安心です。
資金に余裕がない状況にも関わらず、無理のある計画を強引に押し付けるケースもあります。
物件自体が魅力的なものであっても、リスクを避けるためには別の相談先を探した方が賢明でしょう。
デメリットも伝えてくれるところにする
魅力的な条件がそろった物件でも、空室や災害などのリスクは伴います。
「現在の利回りが良い」「人気の物件」など、目先のメリットのみを伝える会社や個人投資家は要注意かもしれません。
プランを提案する側は魅力を多く伝えたいものですが、デメリットの共有も重要な要素といえます。
リスクを把握したうえで安定した運用を続けるには、あらかじめ投資家自身にも理解を求める必要があるためです。
どのような危険性があるか説明を求めて、デメリットの説明がしっかりなされるかどうかや情報量が十分かどうかを判断して、不安が拭えないことや、情報量が不十分な場合は他の相談先に変えると良いでしょう。
東京の中古区分マンション投資への相談前に準備すべきこと
東京の中古区分マンション投資について相談をする前に、相談内容をより投資に生かすために準備しておきたいことを紹介していきます。
中古区分マンション投資についての知識をつけておくこと
せっかく相談先が見つかっても中古区分マンションのことや、東京の不動産投資の相場や環境について知識が無いと、いくら相談をぶつけたところで自分のものになりません。
また知識が不足していることで、悪徳な業者に全く利益の出ない物件を売られてしまう可能性も出てきます。
中古区分マンション投資や自分が東京のどのエリアで運用したいのかはっきりさせて、その立地の相場や物件の特徴、環境などを勉強しておくことで相談内容にも具体性が増し、自分の中で消化しやすくなり投資方針を決めることや、その後の運用にも生かすことができるでしょう。
甘い言葉に惑わされず、判断基準を持つこと
中古区分マンション投資で、さまざまなところと相談する場を持つ方もいらっしゃるかと思いますが、営業マンや不動産会社とつながりのある個人投資家などが、甘い言葉でセールストークを仕掛けてきます。
「特別に紹介」や「確実に儲かる」などと言って勧誘してきますが、直ぐに乗らないようにしましょう。
また知識不足であることを見抜かれると、相談時に所有物件の表面利回りなど一部のデータや数字を見せて魅力ある物件のように紹介し、「管理は任せて頂ければ」などと言って契約してみたら思わぬ費用がかかり失敗、ということもよくある話です。
知識をつけることも大切ですが、投資を始める前に今自分がどのくらいの資金が用意できて、どの程度の物件をいつまで運用するのか、更に立地や周辺環境、東京の物件でなければならないなど譲れない条件など、投資の「軸」や「判断基準」を決定したうえで相談することが望ましいです。
投資の目的を明確にする
これは上記で紹介した「判断基準を持つこと」にやや重なりますが、東京で中古区分マンション投資に挑戦するかどうか迷っている段階であれば、投資の目的を明確にしましょう。
そして明確にしたうえで、相談先に自分自身の情報を提供できる材料を集めましょう。
相談する時点での年齢や収入状況などが代表的な例です。
相談を受けた相手は、提供された情報を基にプランを組み立てます。
数字で確認できる内容だけでなく、自分が考えている目的・目標を共有することや、自分の不動産投資における価値観を理解してもらう事が重要です。
どのくらいの規模で所有したいのか、最終的にどの程度資産を拡大したいのかといった点も相談することで役立てることができます。
また相談内容の結果によっては投資を諦めるというリスク回避の選択肢も持つことができるので、投資の目的は明確にしておきましょう。
相談しても投資が失敗に終わる人の特徴
東京の中古区分マンション投資に関する相談前に、準備すべきことをお伝えしましたが、しかし相談をしても投資が失敗してしまうケースもあります。なぜ準備してきて相談をしても失敗してしまうのか、その理由について2点紹介していきます。
人任せにしがちな人
先述したように東京で中古区分マンション投資を行う場合にはある程度知識が必要になります。
しかし、さまざまな理由をつけて勉強をせず知識不足のまま相談して、適当に人任せにしてしまうと不動産投資会社の思うつぼで失敗に終わってしまいます。
分からないことを分からないままにすることや、知らないことを一切知ろうとしない姿勢は必ず業者にも伝わります。
また知識があることでいちいち説明されるのが面倒で、人任せにしてしまい、重要な事項を確認せずに失敗する方もいらっしゃるので、相談したことを生かすために、自分ですべてを判断するようにしましょう。
断り切れない人
物事を断り切れない優柔不断な性格の人は、中古区分マンション投資に限らず全ても不動産投資で失敗してしまいます。
このような性格は不動産投資では捨てるようにしましょう。
しかし、不動産投資会社などは相談すると、物件を紹介し断りにくい状況を作ることが非常にうまいです。
これで断り切れないと、他の物件との比較をしないままで投資してしまうことや、東京の物件でも利回りの悪い粗悪な物件を購入させられてしまうので、きっぱりと断る意思をしっかり示しましょう。
またあらかじめ相談する内容を決めておき、その内容を理解できればすぐに帰ることも必要です。
その場ですぐに勧誘が始まっても断固とした姿勢で断りの意思を示し続けましょう。
しつこい場合は、その会社とは関わらないことを決めるのも重要です。
東京の中古区分マンション投資でトラブルに遭った場合に相談する相手
東京で中古区分マンション投資を始められたとしても、運用中にトラブルが発生することもよくあります。
先輩の投資家や管理している不動産会社に相談することも大事ですが、より法的な措置が必要な場合に頼れる相談相手を知っておくと、いざという時に役立ちます。
ここでは、東京で中古区分マンションを運用中に、法的措置が必要なトラブルに遭った際の相談先を紹介していきます。
国民生活センター
中古区分マンション投資でトラブルに遭ってしまった場合の相談先としてまず挙げられるのが、国民生活センターです。
無料で相談可能で、トラブルの内容によっては解決策を提示してもらえる場合や、専門家を紹介してもらえる場合もあります。
日本司法支援センター
次に紹介する相談先として、日本司法支援センターを紹介します。
通称法テラスと呼ばれていて、民事事件も刑事事件も区別なく気軽に相談できる窓口です。
相談窓口なため、直接法的な判断や解決方法のアドバイスが受けられるわけではありませんが、中古区分マンションのトラブルの内容に合わせて司法書士や弁護士、解決に役立つ法制度を紹介してもらうことができます。
弁護士や司法書士の紹介後も一定の条件付きで費用の立て替えも行っているので、手元の資金に困っているオーナーにはありがたい存在です。
しかし、どのくらいの収入があるのか、経済的に困窮しているか、裁判で勝訴の見込みがあるかなどある程度の条件があることを認識しておく必要があります。
弁護士事務所・法律相談センター
詐欺などまとまったお金を取られてしまったことが明白な場合には、弁護士に相談しましょう。
不動産投資に明るいことや、詐欺事件に強い弁護士などどのような得意分野を持っているのか把握して相談しましょう。
まとめ
ここまで、東京で中古区分マンション投資をする場合に役立つ相談先を紹介してきました。
相談先の全てがもちろん良い人達というばかりではありませんが、多くの相談先を持つことで、投資におけるアイデアや新しい考え方、問題の解決やリスク回避など様々な場面で役立つことが多くなります。
皆さん自身の知識を深める努力も重要ですが、東京で中古区分マンション投資をすることは決して易しいものではないですが、場面に応じて上手く相談相手を見つけて有効活用してみてください。
中古区分マンション投資での物件の見つけ方、おすすめエリアについてなどを知りたい方は以下のLINEからお気軽にお問合せ下さい。